顧問契約について

 貴社が事業を営む上で、弁護士に意見を求め、アドバイスを受けるべき場面は意外に多くあります。

 そこで、当事務所では、疑問やトラブルが生じたときに、夜間・祝日を問わず、いつでも相談できるよう、事業主の皆様には顧問契約をお勧めしています。

 以下では、顧問契約を締結するメリットを紹介します。

 

① 労働時間を気にせずいつでも相談できる法務部

 まず、顧問契約いただいた場合には、特段の事情がない限り、早朝、夜間、土日祝日を問わず、いつでも相談していただけます。

 また、この体制を実現するため、営業時間外でも繋がる顧問専用の電話番号を設けるとともに、メッセンジャーやチャットワークなどのSNSを用いた相談にも対応しております。

 さらに、面談による相談が必要とされる場合でも、他の相談案件に優先して、来所のご予約をお取りいただけますし、弁護士の判断になりますが直接御社に訪問し相談内容をお聞きすることもできます。

 

② 他の一般案件とは異なる優先的対応

 次に、顧問契約いただいた場合には、他の案件よりも優先して対応しております。

 弁護士は、常時30件から50件ほどの案件を抱えていますが、すべての案件を同時に対応することはできません。

 そのため、業務を遂行する上では、事案の性質などの諸事情を考慮して優先度を決定し、優先度の高い案件から順番に対応していくことになります。

 当事務所では、顧問契約いただいていることは、案件対応の優先度を決定する上で非常に重要な要素と考えており、実際上も、他の案件に比して優先的に対応させていただいております。

 

③ 継続的関わりにより早期に的確なアドバイスを実現

 さらに、顧問契約をいただく重要なポイントとして、弁護士が継続的に変わることができるという点が挙げられます。

 紛争というのは、ある日突然起きるのではなく、紛争が起きるずっと以前から、その火種があることが多いといえます。

 顧問契約をし、ちょっとした疑問点や気になる点を日常的に相談することで、弁護士がその火種を発見し、紛争化を防止することが出来ます。

 また、継続的に関与することで、日常的に、貴社の業態や業態に応じた関係法令、業界を取り巻く社会情勢、さらには、貴社の実情や内情についても熟知することになりますので、仮に紛争が起こったとしても、より的確に対応することが出来ます。

 紛争発生時に突然相談する場合とは大きな差があります。

 

④ 顧問弁護士名を公表することによる効果

 また、顧問契約いただいた企業・事業主の皆様が、ホームページを開設している場合には、ホームページ上に顧問弁護士名を掲載することで、取引相手との紛争の予防になります。

 加えて、昨今、法令遵守に対する世間の目が厳しくなっています。

 特に、BtoCのビジネスモデルでは、消費者による企業選別において、法令遵守に対する姿勢が重要な要素となることがあります。

 ホームページや契約書などに顧問弁護士名を掲載することで、消費者に安心感や信頼感を感じてもらうことが出来ます。

 

⑤ 従業員への福利厚生に役立つ

 さらに、当事務所では、顧問企業・事業主の相談事はもちろん、雇用されている従業員やそのご家族からの法律相談についても一切無料とさせていただいております。

 事業主であれば弁護士を探すことはそれほど難しくないかもしれませんが、一般の方にとっては、まだまだ弁護士は敷居が高い存在のようです。

 貴社の大切な従業員が紛争に巻き込まれあるいは巻き込まれそうになった時に、安心して相談できる弁護士がいることは、従業員に対する福利厚生に役立ち、ひいては、貴社の永続的発展に資するものと考えます。

 以上のように、顧問契約を締結することは、企業・事業主の皆様にとって、多くのメリットがあります。毎月の顧問料については、貴社の規模や相談件数に応じて柔軟に決定させていただいておりますので、是非、顧問契約いただき、弁護士を積極的に活用してください。

 

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