6月9日に,池田克大がメンバーを務める「えびす会」の相続セミナーが開催されます!!
今回は,司法書士の上西さんが講師となり,「はじめての家族信託」と題して,家族信託についてセミナーを行います。私,池田克大もパネラーとして参加します!
家族信託は,最近少しずつ認知されてきていますが,まだまだマイナーな制度です。
例えば,収益不動産を持っている方(賃貸オーナー)が認知症になってしまうと,自分で物事を判断できなくなるので,物件の管理や処分をすることができなくなります。物件の売却はもちろんですが,修繕や建て替え,賃貸借契約の締結もできなくなります。
こうなるとあとは,成年後見人を選任するしかなくなるのですが,成年後見人は誰がなるか分かりません。また,成年後見人の仕事はあくまでも本人の保護(資産の維持管理)にとどまるので,本人の資産を活用すること(運用すること)はほとんどできません。
こういった不都合を回避するために,家族信託が使われることがあります。認知症になる前に,不動産をどなたかに信じて託すのです。信託契約といいます。そうすることで,認知症になった後でも,その人が,不動産の管理処分を進めてくれますし,相続税対策をすることもできます。
残された家族のためが困らないために元気なうちに対策をしよう!
遺言とよく似ていますよね(^^♪
この他にも信託は色んな使い方があるんですが,ここでお話しするとネタバレになるので,セミナー終了後にまたアップしたいと思います。
ちなみにセミナーは先着30名です!!
ご興味のある方は,当事務所までご連絡下さい(^^♪